推しが叫んだ。泣いた。
GW最終日、アニラ当たらなかった勢の僕からしたら一世一代のイベント、ビバラポップ。
今年に入ってすぐの漢字欅の武道館公演が中止になり、先日のデビュー2周年記念ライブに当たらなかった僕にとって、去年のCDJ以来のライブ。
そして欅ちゃん達のさいたまスーパーアリーナでの初舞台。今の欅坂を目撃してきました。今からそれの目で見たままを綴ろうと思います。
それでは、いきます(長いですが最後まで見てくれたら嬉しいです)。
それでは、いきます。と言いつつまだライブ始まらないんですけどね。(笑)
1つ話さなければならないことがあって、欅坂の出番前になるんですけども、ビバラポップは色んなアイドルの方が出演し、熱いライブで会場は熱気に包まれていました。
しかし、欅坂の出番3つ前のsora tob sakanaのパフォーマンスの途中からステージ後方のLEDモニターが不調で、終わった後に調整が入って時間が押したんですよね。
調整終わって直ったかと思いきや、続くMaison book girlのパフォーマンスでもLEDモニターにずっと“bug”の文字が表示されるトラブル発生。
ビバラロックのプロデューサーの鹿野さんが度々ステージに出てお客さんとアイドルの方に謝罪していました。
ビバラポップはステージの転換の時間がほぼなかった(プレゼンターの2人のこだわりだと思う)のでLEDモニターの調整の間初めてだいぶ時間が空いてしまったんですよね。
それまで絶え間なくアイドルが出て盛り上げた会場の熱が冷めてしまう恐れがありました。
しかし、会場のBGMが変わってなんと、ひらがなけやきの誰よりも高く跳べ!が流れたのです。瞬間の会場の歓声と盛り上がりがすごかった。
こりゃみんな誰よりも高く跳んじゃう。
そして乃木坂46の制服のマネキンが流れてまたまた坂道オタ歓喜ですよ。
後にMCのグランジ遠山さんがピエール中野さんの選曲でしょうと言っていました。トラブルがあっても会場の熱を冷まさせないさすが“ピ”さん。
同日別会場のひらがなけやきの舞台のファイナルと卒業前最後の握手会であった乃木坂46生駒里奈さんへのエールの意味もあるのでしょうか。粋な計らいですね。
あの盛り上がりはきっとビバラポップの会場からひらがなけやきと、生駒里奈さんにも届いたはずです。
欅坂46の出番直前、もう1度鹿野さんが出てきました。LEDモニターが直らないのでこの後の出演者のライブでは使えないとのことでした。
それを告げられた瞬間、がっかりしました。
アニラのレポートとか見ても伝わりにくい、当日会場で見た人にしかわからない、欅坂の楽曲の世界観をより深く伝えることができる、特に楽しみにしてた映像演出が見れない。
正直欅坂のパフォーマンスを生で見る上で1番楽しみだったかもしれないです。
しかしその直後、「それで欅坂と協議した結果、欅坂さんから『LEDモニターがなくても自分たちは万全の状態で全力のパフォーマンスをお見せします』という言葉をいただきました!」いう言葉を聞いた瞬間会場が割れんばかりの大歓声!ボルテージ最高潮!!
なんだよ欅坂頼もしすぎないか?これでもかってくらい逆境しかない状況で当日の夜中に「17人で精一杯のパフォーマンスをお届けしますので、皆様ご期待ください。」って発表、“ご期待ください”ってよほど自信のある人からしか出ねえよその言葉!
それに加えてLEDモニターなしでもやってやる宣言。
そのとき、このライブは今の欅坂の最高を見せつけてくれると確信した!!そのまま一気にライブが始まるのでした。
前置き長くなりましたがここからライブ本編の感想です!
Overture
毎度思うんですけど、Overtureのオタクの一体感最高に好きだ!
特に今回アイドルフェスでは今までそれぞれ違う色を振ってたのが周り一面緑に変わる!高鳴る胸の鼓動を抑えることなく、叫ぶ!!早く始まれと言わんばかりのオタクの大合唱。
毎度思う、ほんとオタクの大合唱とか誰得なんだ。そんなもん知るか!!
真っ暗なステージに真っ赤な衣装で身を包んだ17人が出て来ました。
1.ガラスを割れ
Overtureが終わってオタクの歓声と共に会場に響き渡るウォオッオッオオーの声。
すぐさまオタクも合わせて大合唱。もうこれだけでテンション上がる!
ライブの開幕1曲目に相応しい。
そしてやはり全員真っ赤なMA-1、いい。
発売されて2ヶ月ほど経ってテレビやライブで見慣れてきたこの曲、ガラスを割れ!。
ただ、いつもと違うのは発売当初からWセンターを務めてきたゆいちゃんずの一人、今泉佑唯(ずーみん)が欠席のためいないこと。
しかし、そう少しでも思った観客の不安を一瞬で取り払ってやるよと言わんばかりのセンターに立つ小林由依(ゆいぽん)の眼差し。痺れた。
事実、ゆいぽん一人のセンターでも全然いける。パフォーマンスとしてちゃんと成立してました。
ゆいぽん以外としては、アニラの出回ってる映像見て思ってたんですけど(特に尾関推しならわかるかも)、Bメロの“閉じ込められた”のときの尾関の表情がすごく良いんですよ。
見えない檻に閉じ込められて弱ってる感じがして。
そこに注目して見てたら映像で見てた通りめちゃくちゃいい顔してました。生で見れてよかったです。
弱ってる尾関助けてあげたいわ、うん。
あと、僕ステージの真ん中より少し左の方から見てたんですけど、左後ろの齋藤冬優花(ふーちゃん)のダンスがキレッキレで目がいきましたね。
やっぱり上手いですふーちゃん。
真ん中より少しズレたところで見たからこそ気づけてよかったなと。
みんなもうちょいふーちゃんのダンスに目を向けてあげて。
目の前で冬優花冬優花叫んでた女オタさんは置いといて。
それと最後に、感じたのがライブだと原曲のテンポより少し落としてるんですね。
ダンスがハードだからか何なのか理由はわからないですが、個人的にはテンポ落としてるせいで少し乗り切れなかったので原曲のままの方がよかったです。
でもテンポ落としたおかげでオタクのコールは揃いやすくなってるのかなという印象でした。
みなさんはどっち派ですか?
2.大人は信じてくれない
ガラスを割れ!が終わって暗転しメンバーが横一列になったところで気づいた。
曲の主人公の気持ちを表したかのようなどんよりした感じのSEが流れてからのこの曲。
フェスの攻めたセトリならこの曲はやるだろうなと思っていて、アニラで披露していないのでセンターは誰がするんだろうと思っていました。
照明がついて曲が始まってからセンターが歩いて入ってくるんですね。
最初うえむーが歩いて入ってきたのでうえむーセンター!?と思ったら後から入ってきたねるでした。
特にこの曲は全員横一列で順に動く振り付けが多いのでメンバーが欠けるとそれのタイミングが違ってくるから大変に違いないと思いますが、これもセンターはもちろんメンバーが欠けていても揃っていていいパフォーマンスで
きてました。
この曲のMVPは佐藤詩織(しーちゃん)ですね。3rdフロントで前に出てきて長い髪振り乱して感情爆発してて正直センターのねるより目を引きました。個人的には、しーちゃんセンターでもいけるんじゃない?とも思いますね。これCDJで見たときも言った気がする。
2回思ったってことは間違いないからオトシンではしーちゃんにご注目を。
MC
キャプテンゆっかーが喋ってました。多少言葉に違いはありますが、
「1年目のビバラポップ、素晴らしい出演者のみなさんと出られて嬉しい」みたいな感じのこと言ってたと思います。
他のメンバーは手振ったりしてました。
初の埼玉公演でゆいぽんが喋ると思ったけどなかったです。
ブログとかで触れてくれるかな。
会場を煽って次の曲へ。
3.東京タワーはどこから見える?
突然ですが、この曲今めちゃくちゃ好きなんですよね。
全員センター曲じゃないですか。
発売当初は全員センター曲か〜おもしろいな〜くらいにしか思ってなかったのですが、ガラスを割れ!の全員真っ赤なMA-1しかり、人数が欠けている今の状況だとしても全員でライブを成功させたいという思いが感じられて好きです。
だからこその選曲じゃないかなとも思ってます。
キャプテンのゆっかーがセンターで始まるのもいい。
4.エキセントリック
きましたアニラでの代理センター総力戦の内の一曲、特にセンター平手友梨奈(てち)の印象が強いこの曲、エキセントリック。
アニラに行ってないからわからないですが、今までのライブ(いつかのミニラ)ではてちが居ないのにてちの声が流れるという奇事が起こっていましたが改善されてました。
第一声「あいつはああだと言ってた」と少しかわいらしさの残る声を響かせながら出てきたのは土生瑞穂(土生ちゃん)。
元々曲中にセンターポジションなることはありましたが今回は堂々の高身長センター、映えてましたね。
個人的には1番のAメロ最後のセリフ「もうそういうのうんざりなんだよ」と吐き捨てた後、Bメロの最初にゆっかーと二人並ぶところがあって風吹か以外での土生ゆっかーきたぁぁぁぁぁ!!とときめいておりました。(笑)(ただのオタク)
あとライブのときだけ1番終わりに何小節か音楽だけかかってる時間あったけどそれがなくなってて原曲と同じになってたのも違和感なくなってよかったです。
ダンストラック
ダンストラックの後って曲の雰囲気変わること多いですよね。
今回もそのパターンでした。
CDJでど頭風に吹かれてもの後、ダンストラックから一気に雰囲気変わって東京タワーはどこから見える?のイントロが流れた瞬間のテンション爆上がりしたのは記憶に新しいです。
ヤバい、フェスでこれやんの!!?ってね!!
なんだこんな曲あったっけと思ったアコギっぽい音から始まったのはダンストラックでした。
いつもなんですけどダンストラックあんまり覚えてない。申し訳ない。
最初8か9人で反復横跳びみたいなステップから始まったのは覚えてる。
しばらく踊ると残りの半分のメンバーがMA-1からグレーの衣装に着替えて出てきて最初の半分のメンバーが捌けます。
渡辺梨加(ぺーちゃん)を囲むような形になって真ん中のぺーちゃんが花が咲くような振りをするんですね。
それが次の曲につながってるんだと思います。
でも全ては理解できませんでした。すみません。
最後に、最初に捌けた半分のメンバーが着替えて戻ってきてダンストラック終了。だったと思います。
5.二人セゾン
二人セゾーン♪二人セゾーン♪流れた瞬間のオタクの歓声がすごかった。
この日、ゆっかーセンターの不協和音を見るまで絶対泣かないって決めてたんです。
でも、うるっときてしまいました。
今回のライブのうるっとポイントその1。
何なんでしょうか、この曲の特有の切ないメロディと欅ちゃん達のニコニコした笑顔を見たらいつも胸にジーンときてしまいます。
おれは涙腺緩々になったおじいちゃんかと。
そんなおじいちゃんに孫の元気な姿を見せるかのように真ん中で堂々と踊るみいちゃん。最高に似合ってました。そしてそのままソロダンスにいったときの歓声もまたすごかった。
完璧に踊りあげてました。
ちゃんと葵ちゃんの意志継いでます。本当に、孫の晴れ舞台を見守るおじいちゃんの気持ち。孫できたことないけど。
そこでまたうるっとポイント、その2。
おじいちゃん、これで安心して逝けるよ!逝かないけど。
あと最初の8の字でスキップするところ、あかねん遅れてました。
おい、ねんさん見てるからな!
7.世界には愛しかない
こちらもイントロ流れた瞬間オタク共の歓喜の声がすごい。
それをかき消す守屋軍曹の叫びが聴けるのかと思いきや、来ず。
叫んでほしかった。本気出せよ!!軍曹!!(びっくりする人がいそうだからか欅坂あまり知らない人が多いライブでは叫びは無さそうですね)
イントロ終わり際にやっと走ってきやがって…見てるからな!好きだから。
そんな守屋さん、センターです。ポエトリーリーディング、笑っちゃいそうになるくらいキラッキラした声で読んでました。
いやちょっと笑ったわごめん。(笑)
2番サビで案の定みんなセンターステージに走っていっちゃったのでそこからはあまり見えませんでしたが、やっぱりセカアイで会場が包まれる幸福感、最強だなと思いました。
僕は信じてる、世界には愛しかないんだ。
7.危なっかしい計画
メインステージの最前近くでみてたしモニターも無かったので、正直センターステージでやったこの曲はほとんど見えなかったです。
何も見えないままひたすらタオル回してました。(笑)
やっぱりフェスでやる計画はいいね。楽しい。この一言に尽きる。
この「楽しい」、次の曲も続きます。
8.風に吹かれても
ライブで化けるというか、ライブでめちゃくちゃ楽しいですよねこの曲。
普段あんまり聴かないんですけどめちゃくちゃ楽しい。
明るい曲調に楽しいコールに欅ちゃん達のニコニコ笑顔で最高にハッピーだぜ!!That's the way!!
この曲に関してはテレビで見慣れてる記憶が強いからか見ててすごい安心感ありました。
ゆいぽんセンター、こちらもキマってた。
でもやはり優勝はフロント尾関のニコニコ笑顔。異論は認めない。
前曲のハッピー感をすぐにかき消すかのごとく流れる重たいSE。
この後何が起こるんだろう?ざわつく会場。
いや〜もうね、危なっかしい計画→風に吹かれてもときて、うっすら期待してました。
最後にくるんじゃないかと。
アニラではLAST SONGだった。
アニラ5日前にセンターを任された。最初はエイプリルフールの嘘だと思った。
1回披露しただけで倒れるメンバーが出てしまう、あまりに強すぎる曲のセンターをキャプテンが背負った。
あの日、本当の意味でキャプテンになった。
9.不協和音
真っ赤に照らされるステージで、イントロと共に一人の少女が立ち上がり、拳を前に突き出した。
普段のポンコツで、おっとりしたお嬢様とは想像できない姿がそこにはありました。
我らがキャプテン、菅井友香さん。
それを見た瞬間、一番好きな人がそこに立ってる感激とか、もう出し切ってるはずなのに大丈夫かっていう心配とか、それでも早く見たいっていうわくわくとか、それを今から自分は目撃するんだっていうソワソワとか、他にも色んな思いがごちゃ混ぜになって涙腺崩壊。
気迫。文字通り全身全霊をかけたダンス、まるで取り憑かれてるかのような表情。体現してた!終始潤んだ目に焼き付けた!体感した!!
そして彼女の思いの全てを乗せた、
「僕は嫌だ!!!!」
会場が割れるんじゃないかと思うくらい響き渡ったその叫びは僕の心を震わせ体内の水という水が目から限界突破大放出!!!!
菅井友香の不協和音、ここにあり。
この日の彼女の叫びを僕は一生忘れないだろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
圧巻でした。とにかくすごかった。
不協和音はゆっかーしか見ていませんでした。嘘です。ほとんどゆっかーしか見ていませんでした。
が、一丸となって食らいついたそのパフォーマンスは全員の覇気が伝わってきた。
ゆっかーを見る傍ら、原田葵(葵ちゃん)の代わりにやぐらに乗る上村莉菜(うえむー)の姿が見えました。
小柄ながらすごい頼もしかったよ、うえむー。
あと、ラスサビで前列のメンバーが飛び上がってしゃがむところあるじゃないですか。
ロッキンのときオダナナが間違えて1番でやっちゃったあれです。
あれの後、ゆっかー1人だけ顔上げて前見てるんですよ。そのときの髪の間から見える、会場で見ている全員飲み込んで突き刺すような眼差しが目に焼き付いて忘れられない。
同時に歌詞も口ずさんでいました。
“欅坂を終わらせたいなら私を倒してから行け”と、そう訴えているかのよう。
欅坂のキャプテン、頼もしすぎる。
やっと本当の意味でキャプテンになったんだな。
最後、機材の不具合か曲のテンポが少し遅くなった気がして、そのせいで最後のキメのところが揃ってなかった気がしました。
ゆっかーは欅ポーズ崩しながら少しニヤけているように見えました。
さっきまでの表情から急にニヤけるもんだから、不敵すぎる。
ゆっかーも不協和音に取り憑かれた!?と思いましたが、直後にすぐ
「ありがとうございました〜!以上!欅坂46でした!」と、いつもの聞き慣れた声、セリフとその姿に一安心。したと同時に、てちならこんなすぐ戻って喋れないよな〜と、全部出し切って空っぽになって朦朧とした頭でそんなこと考えてました。
フラフラになりながら、会場の外に足を進めながら思う。欅坂のライブを見た後はどうしていつも泣いてるんだろう、と。今回のライブでわかった気がします。それは彼女達が毎回本気で、全力で戦ってるから。
また更新した。
今の欅坂46、17人の全力を見た。
終わり